水道蛇口の水漏れは何が原因？
水道蛇口の水漏れの対処のためには、まずはその原因を知る必要があります。原因さえわかれば、ご自身で修理することが可能になるかもしれないからです。原因とはいっても、経年劣化などの単純な原因ではなく、どこかどんなふうに劣化したかを知ることが大切です。
一般論としていえば、水道の蛇口、ハンドルやコックなどからの水漏れの原因の多くが、パッキン、スピンドル、浄水器が付帯されている場合はカートリッジなどの不具合に求められます。これらを交換することによって水漏れが解消されることが多いです。
ただし、蛇口から漏れている場合とハンドル・コックから漏れている場合とでは、故障部位が異なることのほうが圧倒的に多いため、症状(どこから水が漏れているか)の見極めがまずは重要になります。
蛇口からタラリタラリと水漏れしている場合は、ハンドルの締め付けが弱くなっていることが原因として考えられます。一方、ハンドルやコックの部分からの水漏れの場合には、ハンドル部、コック部にゆるみが生じている可能性が高いです。
場合によっては、水道管が壁から突き出している壁との境界部からの水漏れが起こることもあります。このケースでは、壁の内側に問題がある確率が高く、少々大がかりな修理が必要になる場合が多いです。
水漏れ部位ごとの対処が不可欠！
特に大がかりな修理が必要なケースでは、よほど専門知識に通じている人でもない限り、やはり専門業者に修理を依頼しなければならないことになります。その場合、修理の規模にもよりますが、それなりの費用がかかってくることを想定しておかなければなりません。
ただ、保証期間内の修理の場合、無償修理を受けられる可能性もありますので、まずは保証期間内であるか否かを確認してから修理の依頼をしたほうがよいでしょう。
もちろん、過去に自分で水道を修理した経験がある人なら、けっこうな修理でも、市販のパーツを購入して自分でやってしまうことも十分可能ではあります。ただし、精密な部分を強引に修理することで、より自体が悪化してしまうリスクも考えておいたほうがよいでしょう。
あまり腕に自信がない人が自力で修理しようとは考えないほうがよいかもしれません。その場合は、最寄りの水道トラブルのサービスを扱っているお店などに問い合わせしてみてください。
いずれにしても、水道の部品に問題があるのか、もっと奥に問題があるのかの見極めが重要になります。